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全国水道研究発表会とついでに余談

2008 MAY 28-30

仙台国際センター

こぉんなものが年に一度全国のどっかで開催されていて,えーとつまり全国の水道事業者や研究者が集まって日頃の研究を発表し,座長や参加者からツッコミを受けるという,言わば水道の学会みたいなもんです。今回の参加者数1500人余り。

この会場って1000人程度収容のホールの他,100-300人規模の会議場が4っつ,も一つ小規模なのがあるんですが,そんでも足んなくてお隣の博物館のホールも確保して全7会場が三日間に渡って賑わうわけです。あちゃこちゃ走り回ってタイヘン。まぁ全部撮るのは無理ですがね。

いろんな部門がありまして,配水部門だの浄水部門だの水質部門だの,まぁワタシにゃちんぷんかんぷんな技術的なお話ばっかり(事務部門なんてのもあるけど)なんですが,この方々のおかげで安心安全な水が供給されてんだなぁと尊敬の眼差しキラン。

本番前日の打ち合わせ時がお天気のピークだったようで,三日間しとしと雨降り。「仙台は寒いっ」と少しばかり誤った認識がまた全国に広まっちゃうなと残念に思います。仙台は「冬寒くなく夏暑くない」中途半端で過ごしやすいところですよん。

さて,ちょっと話が逸れますが,水道メータを境に手前を一次側,以降を二次側なぁんて言ったりします(普通言わねーか)。一次側は今回参集された方々の守備範囲でありまして,まったく何の心配もいりません(と断言して良いでしょう)が,微妙なのは二次側。ここは魑魅魍魎が跋扈する世界でありまして,いたずらに健康不安を煽りたてる商売とか,一見科学的ぽい文言(実はデタラメだったりする)を並べて惑わしちゃう商売とか,まぁ全体から見れば少数だろうけどそんなのが存在するわけです。

んで,いかにもオカルトなのを除くと,ワタシを含め科学の素人にはその真贋を見分けることは大変困難なわけですが,少なくとも「科学的な思考」を心がけることでこれらのリスクを回避できる部分も多かろうと思うのですよ。そんな手助けとなるサイトをご紹介しておきましょう。

「冨永研究室びじたー案内」
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/

このサイトの「水商売ウォッチング」必見。サイト左下部「apj's private page」からどうぞ。

apjさんのブログも面白いのでついでに載っけとこう。

「Archives」
http://www.cml-office.org/archive/index.php

科学的な思考ついでに時々巡回してるサイトも載っけてみる。

「kikulog」
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php

カテゴリ「ニセ科学」なんて読んでたら眠れなくなりますゼ。マイナスイオンとかね。