5Dのみでバックカントリー撮影の実際

2008 OCT 14
 CANON EOS 5Dのみでのバックカントリー撮影ってどうなのよ?

■防滴に関して

 防塵防滴でないとこが不安だけど,体前面のカメラバッグに常時仕込んで,撮影の都度取り出すことで常時風雪にさらされない状態を保持。
 この状態で機材は外気温に近い状態(温度)に。ただ,そのおかげでハイシーズンなら撮影時にボディに付いた雪はフッと吹けばきれいに掃える。
 さすがに吹雪での使用はためらうけど,そもそもそんな時に入山しないし(←滑っても撮影しても楽しくない)。
 みぞれの様な湿った雪の場合はハンカチやタオル等を被せたり。んでもハッキリ言ってテキトー。基本,サッと出して撮り,サッとしまう。
 低温下での使用に関して,少なくとも-10度程度の環境下ではバッテリーの持ちが少々悪くなる(例えば500枚がせいぜい400枚)程度でそれほど不都合は無いし,その他は常温での使用時と変わらない。
 2006年秋の導入後2シーズン経過,今んとこ低温によるトラブルは全く無し。メーカーの言う動作環境(使用可能温度)の範囲外ですがね。
 以上,20Dでも同様でした。

■動体撮影に関して

 5DのAFの動体(この場合は山滑り人ね)追従は,EOS-1D Mark IIIから敏感度等の細かな設定や測距点を間引いた,ぐらいなもんで,大変素晴らしい(とワタシは思ってる)。
 中央のアシスト6点の測距点が後ろにピントが抜けるのを効果的に防いでくれるし,最低2点以上の測距点で動体を捉えている限り,ほとんどピントを外すことがない。っつうぐらい精度高い。
 5Dの連写性能(秒間3コマ)は,狙った瞬間とそのフォローに2-3枚の連写を入れることの多いワタシの撮影には,ほとんどの場合役に立たない。一枚必殺で(シャッターの反応は鈍いが)。

■よた

 同じレンズなら,EOS-1D Mark IIIより5Dの方がはるかに美しい結果が得られる(とワタシは感じている)。
 5Dに200万画素余りのアドバンテッジはあるものの,ん〜なんともこの美しさは画素数だけでは語れないナニかが…例えて言うならSIGMA SD14のFoveon3層センサーに匹敵する超絶(←オオゲサ)解像感…。

 ちなみに,メインサイトに載っけてる「2008.1.12姥ヶ岳」の記録は,5Dのみで撮影したもの。
→ 2008.1.12姥ヶ岳

 当時使用していた20Dが勝るのは連写速度(秒間5コマ)程度で,その他の点で5Dが圧倒してると言って良いと思います。
 んでも1台のみの撮影は,レンズ交換の際に好機を逸します。雪の中での交換もストレス…。

 そんなわけで,最後にデメリットを挙げましたが,それでもなお5Dのみでのバックカントリー撮影はアリだと思いますよ。
 こんなとこでイーすかぁ?もっと?