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屋外サイネージ広告放映風景

2022.3.21

仙台駅前開発ビル(仙台ロフト)の東側壁面(仙台駅に正対)に設置されたスクリーンでの広告放映風景の撮影をご依頼いただきました。以前,西武百貨店が入ってたビルですね♪

ランダムに配信される広告のうち,「楽天野球団 開幕戦プロモーション」の放映シーンのみの撮影で,撮影日と時間(1-2時間)の指定があれば,その時間帯に多めに配信していただけるとのことで,ご依頼の期間内では好天が見込まれそうだったこの日,東側壁面が日向から日陰になるまでの10:00-12:00にお願いし,行って参りました。

お日様さんさんでこりゃ良さそうネ♪と仙台駅に向かっておりましたが,到着と同時に雲広がる。

仙台駅屋上駐車場に車を停め,支度をしながら指定の時間を待ちますが,どんどん広がる雲。こりゃいかんとも…(以下,掲載の写真はなんとか陽が射してきたところを)。

撮影地点は仙台駅屋上の他,ペデストリアンデッキ上の数カ所から。

街の様子込みの広角と,スクリーンのアップを同時に。

多めに配信とは言え,チャンスは限られているので,カメラボディ2台それぞれに広角レンズと望遠レンズをつけて同時レリーズ。2.4GHzの無線送受信機(YONGNUO RF603CII-C3)を各カメラボディのホットシューに1台ずつ,もう一つを手にし(合計3台),放映中レリーズしまくります。

有線のモノブロックストロボを無線化するフラッシュトリガーとして導入していたこの送受信機ですが,ホットシューに取り付けた本機を,レリーズケーブルでカメラボディに接続することで無線レリーズとしても機能し,複数ボディでの同時レリーズに至便です。

余談ですが,一方のカメラを手持ちで撮影しながら,三脚に載せた他方のカメラも同時にレリーズしたい,なんて場面が過去にあったのですが,カメラボディのシャッターボタンを押すことで,他方のカメラもレリーズする,というような機能は本機には無いようです。これができたら完璧なんですが。

屋上からは,建物南側の南町通りを見通せる位置からとし,街の奥行きを。

建築撮影でもありますし,特に広角側は水平だけでなく垂直のラインも出しておきたいので,スクリーンのある壁面に正対(←これはだいたい),左右とあおり方向の2軸の水平を。

これで16mmなら,南にエンドーチェーンから北に丸光デパートまで入ります♪(「EBeanS」から旧「さくら野百貨店」まで)

左右に振ったカットも欲しかったのですが,実は柵がジャマで…(柵の外にカメラを出すことも物理的には可能ですが,下の歩行者を考えるととてもキケン)。望遠のみ正対以外の場所からも撮ってます。